【早く老化する人としない人】
いったい何が違うのでしょうか?
寿命に関する興味深いお話があります
動物の寿命は体が小さければ短く
体が大きい動物の方が長いという説がありますが
これに当てはまらない動物がいます
その理由を解明された方がおられます
例えば、普通のネズミの寿命は3年なのに
地中で暮らすハダカデバネズミ🐀は
平均28年も生きることで知られています
しかも癌細胞を体内に入れても癌にならない
コウモリ🦇も30年近く生きる場合があり
ヒトもゾウ🐘の70年より長く生きられる
これを「血液中のリン濃度」を調べて
高い動物から低い動物へと並べていくと
なんと実際の寿命の長さ通りに並ぶのです
つまり、血液中のリンが少ない動物ほど
寿命が長いという結果になります
そしてリンを体から排出する働きは腎臓が担っているので
ハイスペックな腎臓を持っている動物ほど長生きできるようです
東洋医学でも「腎」は生命力を司っています
若くても「腎虚」の人は老化が進んでいるという状態です
リン(P)はカルシウムと共に骨を構成し
ヒトの体内のリンの約80%が水に溶けない「リン酸カルシウム」として
骨に存在しています
リンがなければ生きていけませんが
必要以上に血中濃度が上がり
骨以外のところで固まるようになると老化が始まります
血中に溜まるようになってしまうと細胞毒となります
慢性腎臓病、動脈硬化(血管の石灰化)
心肥大、認知症、サルコペニア、慢性炎症などが起こり
寿命が短縮します
リンは知らないうちに私達の口から
毎日毎日大量に入ってきます
味も匂いも実態もないのがリンですので厄介な成分です
リンには有機リンと無機リンがあります
⭕️有機リン
肉、魚、大豆、乳製品、野菜、穀物などに自然に含まれています
吸収率が20〜60%と低めです
❌無機リン
ウィンナー、ハム、ベーコン、蒲鉾、チクワやハンペンなどの練製品、ケーキ、プリン、ゼリー、 ファストフード、インスタント麺、スナック菓子などの加工食品全般
吸収率は90%以上です⚠️
無機リンは食品添加物の「リン酸塩」や「ポリリン酸」などですが
日本では一括表示法があるため表示されない抜け道となっています
「PH調整剤」「乳化剤」「酸味料」「香料」「かんすい」「保存料」
などの表示があればおそらくリン酸塩が使われているでしょう
何故ならリン酸塩は〈魔法の添加物〉と言われています
スーパーで売っているプリプリの海老や、晩の時間帯になってもツヤツヤの刺身は
リン酸塩を振りかければ可能になる安上がりで簡単便利な魔法だからです
リン酸塩を避けると食べるものが無いくらい何にでも使われていますが
加工食品を食べる頻度を少しずつでも減らす習慣にすることが
早く老化しない秘訣だと思います
良いものを取り入れるより良くないものを入れない方が先です
未病のうちに健康へ戻す🌱
皆さんがヘルシーでハッピーな生涯を♡
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